サラリーマンが植毛に踏みきれない要因の一つに、高額な植毛費用の問題があります。
この記事では、金融機関勤務のファイナンシャルプランナーである筆者(うえた)が、「サラリーマンが周囲バレせず植毛するための費用」の様々な悩みについて、最適解をお伝えします。
植毛費用全額分の自己資金がある場合
この場合は、資産的に余裕があれば自己資金から一括で全額支払いましょう。
コスパ的にも、周囲バレ(家族にバレない)的にもベストなケースです。
植毛費用全額の自己資金はあるが全額支出するのは避けたい場合は、下記「植毛費用の一部分の自己資金がある場合」を参考としてください。
なお、クリニックによっては、クレジットカード決済が可能な所もあります。
支払う額が高額なため、カードポイントも多くもらえるメリットがあることから、受診するクリニックがクレジット決済に対応している場合は利用するのがお得です。
※ただし、カードの利用明細が家族などにわかる場合は「家族バレ」につながる恐れがあるため、その点には注意しましょう。
クレジットカードが使える クリニック名 | 使用できる主なクレジットカード |
---|---|
アイランドタワークリニック | JCB・AMEX・VISA・MASTER・DinersClub |
アスク井上クリニック | JCB・AMEX・VISA・MASTER |
紀尾井町クリニック | JCB・AMEX・DinersClub・VISA・MASTER・セゾン・UC |
親和クリニック | JCB・AMEX・VISA・MASTER・DinersClub・J-Debit |
植毛費用が全くない場合
植毛費用のための自己資金が全くない場合は、ローンを活用し分割で支払う方法があります。
利用するローンの種類は「医療ローン」「メディカルローン」、または用途を限定しない「多目的ローン」などと呼ばれるものとなります。
ローンの申込方法は、植毛クリニック各医院経由で申込みする方法と、銀行などの一般的な金融機関に直接申込みする方法があります。
ローンは「クリニック経由」または「一般の金融機関に直接」のどちらで申込むか
ローンを利用したい場合は、植毛クリニック経由か一般の金融機関に直接のどちらかの方法でローンの申込み手続きを行う必要があります。
では、どちらで申込みする方がよいのでしょうか。
判断するポイントは以下のとおりです。
- 分割回数
- 金利
- 精神的な申込みのしやすさ(最重要)
「分割回数」や「金利」は、クリニック経由と金融機関直接の申込みで異なることから、比較検討が必要です。
「金利」は低いに越したことはありませんし、「分割回数」も多ければそれだけ毎月の支払額は抑えることができます。(ただし、回数が増えるほど、利息を払う回数も多くなるため、総支払額は増える点に注意が必要です。)
とはいえ、現実的に最も重要なポイントは「精神的な申込みのしやすさ」にあり、この点を踏まえると圧倒的にクリニック経由でのローン申込み軍配があがります。
クリニック経由でのローン申込みは、当然クリニックにて行います。説明や申込み手続きの受付もクリニックの事務担当の方が行うため、精神的に非常にラクです。
しかし、金融機関に直接申込む場合はそう簡単にはいきません。
金融機関での申込みは手続きに来店を求められることが多く、その際に金融機関職員はローンの利用目的を必ず確認します。
植毛手術の内容を聴取され、資料提出なども求められます。これは精神的にかなりストレスを感じるので、来店が必要な金融機関での申込みはお勧めしません。
申込みの流れ
植毛クリニック経由の場合
植毛クリニック経由での申込みは、クリニックによって異なりますがおおよそ以下のとおりです。
1. 初診時にクリニックにて事務担当などに相談のうえ申込みを行う(治療予約前に審査のみ受けることが可能なクリニックもあり)
↓
2. ローン会社より申込み内容について、確認の連絡がくる
↓
3. ローン会社またはクリニックより審査結果の連絡がくる
↓
4. 治療当日、最終確認を行い手続終了
金融機関直接の場合
金融機関への直接申込みは、金融機関によって異なりますがおおよそ以下のとおりです。
なお、申込から資金の受取りまで数日~2週間程度かかるため、手術時に支払いができるようスケジュール立てて申込む必要があります。
1.申込みをしたい金融機関を決め、仮審査の申込みを行う。仮審査は各金融機関の窓口または公式サイトからWeb申込み可能
↓
2.金融機関より申込み内容について、確認の連絡がくる
↓
3. 金融機関より仮審査の審査結果の連絡がくる
↓
4. 金融機関窓口またはWebにて本申込みを行う。窓口での申込では、このタイミングで金融機関職員に植毛手術の内容確認を求められることがある
↓
5. 金融機関より本審査の審査結果の連絡がくる。資金が所定の口座に振込まれ手続終了
植毛費用の一部しか自己資金がない場合
植毛費用の一部しか自己資金ない場合は、自己資金からの支出とローン活用を併用することとなります。
ただし、自己資金とローンの併用は、自己資金から支出できる金額とローンで借りる金額の割合をみてから判断するようにしましょう。
植毛費用の総額のうち、自己資金からどのくらい支出できるかにもよりますが、例えば7割以上支出可能であれば、ローンの併用は行わず、残りの3割を支出できるまで自己資金を貯めてから手術するのもアリかと思います。
少額のローン利用であれば、ローンに関する手続の手間や利息等を天秤にかけると、ローン併用しない方が色々とコスパが高い場合もあります。
まとめ
植毛手術を躊躇する大きな要因として高額な費用がありますが、3つのケースに別けて支払方法をご紹介しました。
サラリーマンが誰にもバレずに植毛をするにあたっては、植毛費用の捻出&支出も誰にもバレずに行う必要があります。
本記事の内容を実践すれば、周囲(特に家族に)バレることはなく費用問題はクリアできます。ぜひ参考としてください。
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