薄毛に悩み、これから改善のためにAGA治療薬(フィナステリド、ミノキシジル等)を使ってみようと考えてる方へ。
その選択、大正解です。
AGAによる薄毛治療には、AGA治療薬による治療が最短ルートです。
AGA治療薬の詳しい説明はこちら。
選択が定まったら、次なる行動はAGA治療薬を入手し使用することですが、
AGAは進行性ですので治療薬は長期使用が原則です。
AGA治療薬を長期使用するためには「薬の信頼性」や「価格」が重要であり、薬の「入手方法」でそれらは大きく変わってきます。
この記事では、AGA治療薬の使用歴15年以上のロングユーザーうえたが、「長期使用しやすいAGA治療薬の入手方法」を詳しく解説します。
AGA治療薬の入手方法
AGA治療薬の入手方法は大きく二種類あります。
- 個人輸入
- AGA専門クリニックでの処方
それぞれ入手方法の概要とメリット・デメリットについて紹介します。
個人輸入
個人輸入による治療薬入手とは
海外で販売されている薬を購入する方法です。国内で購入するより安く手に入ります。
「輸入」と聞くとなんだか大変そうなイメージですが、実際にはインターネット上の個人輸入代行サイト等を利用して購入することが可能です。
なお一度に輸入できる薬の量に制限がありますが、そこも個人輸入代行サイトの購入ステップで制限がかけられており、利用者は特別意識することなく普段よく使う通販サイトと同じような感覚で利用できます。
個人輸入のメリット
治療薬の値段が安い
個人輸入なら、フィナステリド(デュタステリド)・ミノキシジルともにクリニックでの処方と比べかなり(半額近く)安いです。
為替による価格変動があり、現在は円高もあって価格は上昇傾向ですが、それでも十分安いです。
ジェネリック品も豊富にあり、正規品にこだわらなければかなり薬代を抑えることができます。
個人輸入のデメリット
偽物が取引されている
有効成分が含まれていないニセモノや粗悪品も含まれており、効果が実感できないばかりか健康被害を受ける場合があります。
個人輸入における最大のデメリットは偽物が含まれている点であると考えます。
配達に時間がかかる
海外から発送されるため、2週間~1ヵ月位配達に時間がかかります。
しかし、これは配送にかかる期間を逆算して早めに購入すれば問題ないので大したデメリットではないですね。
届かないリスクがある
海外から輸入するので、空港の税関を通って配達されますが、まれに税関で引っ掛かり没収されることがあります。
没収されるかされないかは運ですので、届かなくて薬を飲む・塗ることが出来ない期間を発生させないように、購入タイミングは薬がなくなるギリギリではなく余裕をもって行いましょう。
完全に自己責任
上記デメリットが発生しても完全に自己責任です。
薬の配達遅延や届かない程度はかわいいものですが、個人輸入による薬が偽物であったり、そのことで重篤な健康被害を招いたとしてもどこからも補填はありません。
AGA専門クリニックでの処方
AGA専門クリニック処方による治療薬入手とは
AGAの治療を専門としたクリニックがありますので、そこで専門医の診療を受けて治療薬を処方してもらう方法です。
AGA専門クリニックは首都圏に多いですが、全国展開しているクリニックも複数あります。
最近ではオンラインによる診断も増えており、通院することなくPCやスマートフォンで診察と処方が可能となり、治療薬は郵送され最短では診療の翌日に配達が可能なクリニックもあります。
→本サイトのおススメするAGAクリニックはこちら
AGA専門クリニック処方のメリット
医師による診断が受けられる
AGAの正しい治療を行うには、AGAの正しい知識を持つ医師による診断が重要です。クリニックで治療薬を処方してもらうということは、当然医師の診察を受けることになります。
薄毛の理由はAGAだけとは限りません。ストレス性のものや脂漏性(頭皮のあぶらの 分泌過多)のものなど様々です。
自己判断で個人輸入で投薬を開始したものの、万が一AGAでなければお金と時間のロス、副作用のリスクしか残りません。
また、AGAの進行が加速した場合は薬の増薬や種類の変更など、医師の判断をあおぐことが出来ます。
処方される薬は正規品である
薬が正規品であるという安心感を否定する人はいないでしょう。
専門クリニックで処方されるAGA治療薬はジェネリックも含め正規品と信じて大丈夫です。
万が一偽物を販売したら、信頼はガタ落ち。クリニックの看板に傷がつきますからね。
すぐに薬が手に入る
クリニックで受診すれば即座に処方され薬を受け取れます。
AGA治療薬は毎日継続する必要があります。クリニックによる処方であれば、万がいち薬が切れてもすぐにクリニックに受診、治療薬を処方してもらうことで薬の途切れる期間を最小限にとどめることが出来ます。
医薬品副作用被害救済制度が適用される(おまけ)
クリニックで処方された薬を適正に使用したにも関わらず副作用が起こることはあり得ます。
医薬品副作用被害救済制度は、そのような場合に保証が受けられる制度です。
ただし、保証が受けられる健康被害とは以下のとおりとなります。
- 入院治療が必要な程度の被害
- 障害(日常生活が著しく制限される程度の状態)
- 死亡
結構ハードル高めです。お守り程度に考えておきましょう。
「ミノキシジルを塗ったら頭皮がかぶれた~」程度じゃ
当然制度対象外で補填はされません。
おススメAGAクリニックが知りたい方は、こちらの記事を参考としてください。
AGA専門クリニック処方のデメリット
個人輸入に比べて治療薬の値段が高い
フィナステリド1mgの1か月分の値段が個人輸入だと1,200円程(=100錠4,000円程)に対し、AGA専門クリニック処方では安くても5,000円程はかかります。
今は円高もあって個人輸入も以前より価格が上がっていますが、それでもAGA専門クリニック処方の方が割高といえます。
「個人輸入」「クリニック処方」どちらがおすすめか
個人輸入とAGA専門クリニックでの処方のメリット・デメリットをご覧いただくと分かるとおり、AGA治療薬の入手において「安心」と「価格」はトレードオフの関係にあります。
これは、どちらが正解なのかといった問題ではありません。
- 低価格をとるなら個人輸入
- 高い安心感をとるならAGA専門クリニック処方
ご自身が重要視する方を選べばそれが正解です。
うえたの選んだAGA治療薬の入手方法
現在のうえたは「AGA専門クリニックによる処方」でAGA治療の内服薬を入手しています。
理由はもちろん「安全」をとったということです。
今から15年ほど前はAGA治療も兼務していた美容外科で(当時の地方都市にはAGA専門クリニックは稀でした。)国内正規品のフィナステリド薬「プロペシア」を処方してもらっていました。
しかし、数年度にネットで個人輸入の方法を知りそちらに変更しました。
配達に時間がかかることを除けば、非常に低価格で経済的な魅力の方が安心感より大きかったのです。
しかし、ある時期から薬の効き目が落ち始めた「気がした」のです。
そうなると「この薬、偽物では…」といった疑いにとりつかれてしまいます。
個人輸入の薬が本物か偽物かを判断する方法はほぼありません。
薬の成分鑑定を行う方法もありますが、とうぜん費用がかかります。
安く薬を購入したいために個人輸入をしているのにこれでは本末転倒です。
結局、個人輸入で手に入れた治療薬が本物かどうか不安となり、信頼性の高いAGA専門クリニックでの処方に変更したという訳です。
当時の個人輸入薬が本物か偽物か今となっては分かりませんが、このように個人輸入には「薬を本物と信じきれるか」といった精神面でのタフさが試されます。
一旦疑いだしたら、うえたは個人輸入を信じて続けることは無理でした・・・。
まとめ
AGA治療は続けることが正義です。
続けることが負担にならないよう、「安心面」か「金銭面」のどちらを優先するのかご自身の重視する方を選択し無理なくAGA療薬を継続していきましょう。
私みたいに途中で入手方法をチェンジするのももちろんアリですよ!
入手方法 | メリット | デメリット | こんな人にオススメ |
個人輸入 | ・薬の値段が安い | ・偽薬の可能性あり ・配達に時間がかかる ・届かないリスクあり ・完全自己責任 | ・低価格を求める方 |
クリニック処方 | ・医師の診断が受けられる ・薬は正規品である ・すぐに薬が手に入る ・副作用救済制度あり | ・個人輸入に比べ薬の値段高 | ・高い安心感を求める方 |
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